
~地熱のチカラを学び、感じ、活かす学び~
令和7年度も、「八幡平市地熱探検隊」が元気に活動をスタートしました!
これまでに参加した学校は、寺田小学校、柏台小学校、田頭小学校。
2学期以降は、市内の4つの小学校と県立平舘高等学校で探検隊の実施が予定されています。
自然の恵みをたどる、学びと体験の一日!
昨年度に引き続き、今年も地熱資源を巡るプログラムを実施。
探検隊は以下のような体験を通して、地域にある”地熱のチカラ”を全身で感じ取ります。

地熱発電所の見学
地熱資源でのエネルギーのつくられ方を学び、「地面の下から電気が生まれる」不思議とすごさに驚きの声があがりました。
引湯管・貯湯槽の見学
お湯を遠くまで運ぶ管、ためる貯湯槽を間近で観察。地域に張り巡らされている引湯システムはまるで温泉の血管!この温泉管を管理している人がいるからこそ、地域で温泉を楽しめるということにも着目しました。


地熱染め体験
地熱の「蒸気」で蒸しあげて布を染める「地熱蒸気染色」にチャレンジ。世界に一つだけの地熱アート作品が出来上がり、子どもたちの顔にも笑顔が咲きました。
熱水ハウスでのバジル摘み体験
温泉の熱を利用したハウスで元気に育つバジルを見学&収穫!環境に優しい熱を農業に利用し、それを食べるという流れは、持続可能な資源活用への気づきに繋がります。


砂防堰堤の見学など(学校によって)
地熱は火山の恵みと共にある自然災害への備えも大切な学びです。大雨や土砂崩れを防ぐための構造を見ながら、火山を含めた自然災害から命を守る知恵も体感します。
先生にも好評!学びの“リアル”を感じる探検隊



この「地熱探検隊」は、子どもたちにとって楽しく学べるだけでなく、学校の先生方からも「実感を伴った学びができる」と高く評価されています。
現在、私たちはこのプログラムがどのように学校教育の中で位置づけられ、活用されているのかも調査しています。
なお、平舘高校での探検隊の様子は、別記事で改めてご紹介予定ですので、どうぞお楽しみに。
