自分たちの足元の資源「地熱」を知る!

R6年度地熱探検隊 小学生ver.1

皆さんこんにちは。今回の「HotUpだより」では、令和6年度八幡平市が取り組んだ「八幡平市地熱探検隊・小学生バージョン」の様子を2回に分けてお伝えします。

市内の小学生を対象とした本事業は、地熱発電所の見学や地熱資源を活用している事業所への訪問・体験を通じて、自分たちの住む地域の足元にある貴重な資源に目を向け、地熱エネルギーの仕組みやその活用方法を学ぶプログラムです。また、持続可能なエネルギーや環境問題、火山防災について考えるきっかけともなります。 今回は、実施順に市内3校の活動をご紹介します。


【寺田小学校】

*実施学年 4年生 10名 
*実施日 2024年6月27日
*内容 _松尾八幡平地熱発電所、八幡平地熱蒸気染色工房夢蒸染、イーハトーブ火山局、八幡平スマートファーム、明治百年記念公園小水力発電所

寺田小学校の4年生は、晴天に恵まれた6月27日に地熱探検隊に参加しました。最初に訪れた松尾八幡平地熱発電所では、生産井を間近で見学し、蒸気の熱さを手で感じながら体験しました。バルブを開けると勢いよく蒸気が噴き出す様子には、児童たちも驚きの声を上げていました。

次に訪れた松川温泉では、地熱蒸気染色の体験をしました。この工房では、八幡平ならではの地熱蒸気を利用し、白い布に色を付けて蒸し上げる絞り染めを行っています。作品を開いたとき、「わぁ!きれい!」という歓声や「これ、●●さんのかな?」と賑やかな声が響きました。

イーハトーブ火山局では火山防災学習を行い、その後、八幡平スマートファームを訪れました。ここでは温泉熱を活用した熱水ハウスでのスマート農業を見学し、バジルの摘み取り体験をしました。児童たちはIoT技術を使った農業について興味深く学びました。 最後に、明治百年記念公園小水力発電所を見学し、地熱以外の自然エネルギーにも触れることができました。


【田頭小学校】

*実施学年 5・6年生 14名
*実施日 2024年7月11日
*内容_岩手県民の森(貯湯槽)湯ノ又公園(砂防堰堤)松川地熱発電所、八幡平地熱蒸気染色工房夢蒸染、イーハトーブ火山局、八幡平スマートファーム、明治百年記念公園小水力発電所

田頭小学校は複式学級のため、6年生が2年連続で探検隊に参加しました。初めに訪れた松川地熱発電所では、日本初の商用地熱発電所の歴史や技術について学びました。次に地熱蒸気染色体験では、初参加の5年生が期待に胸を膨らませ、6年生は「今回はもっと良い作品を」と意気込んで取り組んでいました。

その後、イーハトーブ火山局で火山防災学習を行い、八幡平スマートファームではバジルの摘み取りを体験しました。摘み取ったバジルは家庭でも活用され、保護者から「ピザに使った」「ジェノベーゼソースを作った」といった声が寄せられました。

最後に明治百年記念公園で小水力発電所を見学。

学びの成果は「山賊まつり」で展示され、地域にも広がりを見せました。


【田山小学校】

*実施学年 3・4年生 3名
*実施日 2024年9月20日
*内容_安比地熱発電所、イーハトーブ火山局、MAYAサステナファーム八幡平、明治百年記念公園小水力発電所

田山小学校は小雨の中、市内で最も新しい安比地熱発電所を訪れました。映像を見た後、説明を受けながら生産井や発電所を見学しました。地域に3つの地熱発電所があり、足元のエネルギーから電力が生まれていることを改めて実感したようです。

その後、イーハトーブ火山局で火山防災学習を行い、MAYAサステナファーム八幡平を訪問。熱水ハウスで育てられた野菜の話を聞きながら、バジルの摘み取りを体験しました。最後に明治百年記念公園小水力発電所を見学し、田山へ戻りました。


今回の「HotUpだより」では、八幡平市地熱探検隊・小学生バージョンの活動のうち、3校を紹介しました。残りの2校と高校生バージョンについては、次回以降お伝えします。どうぞお楽しみに!